スパとエステの違い |

癒しやリラクゼーションの定番でもあるエステやスパ。
どちらも心と身体をリラックスさせ老若男女問わず人気がありますが、エステとスパにどのような違いがあるかというのを明確に理解している方は少ないようです。旅行先で困らないためにもしっかり違いを理解して、目的に合った施術を選びましょう。

日本で「スパ」といえば、温泉の効能を生かした複合施設や総合的なフィットネスリゾートなどを指すことも多く、スパ=温泉というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

また、マッサージや最近見かける機会も多くなったヘッドスパも温泉と同様にスパ=エステというイメージを持たれている方も同じように多いです。日本では、健康的な食事やスポーツを取り入れた複合施設などもスパと呼ばれる傾向にあります。しかし、ハワイなど海外リゾート地のスパは温泉を用いた複合施設とは異なります。

まずスパの目的は、リラックス効果や癒しです。例えば肩こりや腰痛を和らげ、自然治癒力を高めるというように、病気ではない身体の不調を緩和させることや癒すことで心身の健康増進を促すためのものです。 そのためストレス解消や疲労回復などの効果があります。

スパの施術者は「セラピスト」、エステの施術者は「エステティシャン」と呼び分けます。
セラピストは、アロマセラピーやリラクゼーションを目的としているので、アロマの効能や特性、健康や癒しを提供するための技術を身につける必要があります。
一方、エステティシャンは、美を追求するプロでなくてはなりません。肌の状態を知る観察力や痩身に関する知識が必要となり、技術以外に食の改善や運動に関するアドバイスや提案力も必要となります。