フェイシャルマッサージ講座 |

耳の下から首筋までを上から下に軽くさすってリンパ液の流れを促進します。リンパ節は皮膚の表面下にありますので、力を入れずに優しくさする程度にします。

おでこにある筋肉は自分でも気付かないうちに堅くなっていることが多く、一日中パソコンをしている方などは特にケアが必要です。指3本を使っておでこの中央から外側に優しく心地よい刺激を与えながら広げるようになぞります。
次に眉毛の上から、髪の生え際に向かって下から上へ引き上げるようになぞります。

まずは両掌をさすって温めます。その掌で両目を覆って、軽くまぶたを押すようにします。ご自分の手で温めることによって目の周りの緊張がほぐれ、血行がよくなり目の疲れを取ることが出来ます。
目の周りというのは皮膚が薄くとてもデリケートな部分です。強い力でこすったり、なでたりするのは厳禁です。

人差し指と中指の二本の指を使ってあごの骨を挟み、耳の下まで押し上げていきます。
左右両方3回行います。あごのラインは年齢が出やすく、フェイシャルラインもたるみがちになります。毎日マッサージを続けることによってあごのラインがすっきりとし、若々しい印象を与えるようになります。

頬は顔の中でも多くの筋肉がある部分です。たるみが顕著に出やすい部分でもありますのでセルフマッサージをして筋肉を活性化させましょう。まずは親指以外の4本指の腹を使い、口角のあたりから上に向かって持ち上げるイメージでこめかみまでなぞります。こめかみまで来たら、数回押すように刺激します。これを左右3回繰り返して下さい。

鼻は顔の中心にあって、印象に残りやすいポイントです。
鼻の骨格は変えることは出来ませんが、実は鼻の周りのむくみや皮膚のたるみなどで顔全体の印象が変わる部分でもあるのです。鼻の周りのマッサージをすることによって鼻すじがすっきりして顔のバランスがよくなります。2本の指で眉毛と眉毛の間を持ち上げるようにして、一方の手の指で鼻筋を上から下にジグザグにさすります。途中でコリ固まっている部分などがあったら適度な刺激でほぐします。
これを3回ほど繰り返します。鼻すじをマッサージすることによって、鼻の周りがすっきりし、目ヂカラもアップします。