ハワイリラクゼーション：スパ |

スパのタイプと概念

スパは、大きく分けて3つのタイプがあります。
1つは、「温泉」2つめは、「温泉や鉱泉を利用した保養施設やレジャー施設」そして3つめが、「健康目的で癒しや安らぎを提供する施設」です。ハワイで最も多いのが3つめの健康目的で癒しや安らぎを提供する施設で、スパ・ムーブメントとも呼ばれます。
このスパ・ムーブメントは温泉・鉱泉というように何で癒すというのが目に見えるものではなく、ホスピタリティーやスピリチュアルといったリラックス効果を与える人や自然からのパワーが大きく影響しています。

スパの概念は、『身体・心・意識』がバランス良く調和している状態のことを“健康である”と捉えているので、身体の調子が良く心が満たされ幸福な状態になることを目指しています。スパが、温泉だけのところもあれば、温泉がない施設もある理由は、身体や心を癒すヘルスケアの方法の違いです。
ハワイやバリなどのスパには、薬草やアロマなどを使った伝統療法で美容効果や健康増進を促す設備が多く、温暖でゆったりとした環境を利用してもてなし、癒しや安らぎを提供する施設となっています。

スパの始まり

スパ（SPA）とはラテン語で、健康という意味の「sanitas」と水を通してという意味の「per acqua」の略で、水を通した健康・鉱泉を身体に取り入れることで健康になるということを指しています。
その昔、ローマ帝国時代戦いに疲れた戦士の傷や疲れを癒すために温泉入浴施設が造られ、紀元前25年には皇帝アグリッパによって公衆浴場が設計、建造されました。
それによってその後の各皇帝も競って豪華な入浴施設を造り、温泉を含んだ上流階級のための娯楽施設へと変化していきます。これが近代のスパの原型となり社交の場でもあったようです。

スパの種類